本日、都庁職養育院支部と東村山地区労が報告集会を行い40名が参加しました。
都立の養護老人ホームは民間の養護老人ホームには入れない低所得世帯の高齢者が入居しています。板橋と東村山に置かれていましたが、板橋は2006年に廃止し都内各地の民間施設に事業を移譲、今回東村山の青葉棟・桜棟の取り壊しと民間移譲を計画しています。
さらに都は、同じく板橋にある特別養護老人ホームと老人保健施設を2013年に民間移譲、東村山の特養ホームも民間移譲を検討していることが報告されました。
これらの施設は、東京では特に不足していて、養護老人ホームの入居待機者は5年待ちも珍しくないといいます。大都市では貧困からホームレスになる高齢者も多くその受け皿となってきたことから、市町村の福祉事務所の現場でも対応がいっそう難しくなるなることが懸念されています。
報告をする養育院東村山分会の今村分会長
敷地内では樹木の伐採・移植が始まっています。写真は解体が計画される青葉棟。